熟年離婚前に別居した方がいい？

熟年離婚を考えている場合、必ず考えてしまうのが離婚前の別居です。

一緒にいることで肉体的、精神的苦痛があまりにも辛い場合には別居も止む無しと言った場合もあるかもしれません。

しかし、そうではないケースでは出来る限り別居をしない方が良いと言えます。

別居をするということは、生活するために必要な家、生活家電や家具などを一から揃える必要性が出てきます。

一式揃えるとなると、かなりの出費を覚悟しなければいけませんし、家を借りると家賃も支払う必要があるでしょう。

それに別居をしてしまうと、もし、裁判などになった場合に非常に不利な状況になりしまう恐れがあるそうです。

夫婦には結婚した時点で同居する義務と言うものが発生しますから、別居＝夫婦としての義務を果たしていないことになり、裁判では不利になってしまう訳です。

ですから、出来るのであれば別居は控えた方がいいですし、円満に熟年離婚をするためにも同居したまま話し合いを持った方が良いはずです。